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弁護士に事件を依頼して結果上手くいく人の特徴

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札幌の弁護士、パートナー型コンサルタントの佐藤大蔵です。前向きに頑張っていこうという中小企業の経営者を全力でサポートする活動をしています。

弁護士に事件を依頼して事件が上手くいく人の特徴は、本気で事件に向き合って取り組める人です。

前回、弁護士の選び方については、自分がきちんとコミュニケーションをとれる弁護士を選ぶことが大切だという話をしました。

あくまで裁判などで、事件を裁くのは弁護士ではなく、第三者の裁判官であって、その時に自分の話した内容がきちんと伝えられない弁護士では、裁判官は納得できないわけで、裁判でも良い結果はでません。

そのため、依頼者から見て気兼ねなく、相談できる人、言いたいことをきちんと伝えられ、それを聞いてくれる弁護士ということは大切であるということです。

その上で、事件を対応していて、上手くいく依頼者、上手くいかない依頼者という特徴は2つに分かれているなと感じていますので、今回はその特徴をお話します。

その特徴は、冒頭のとおり、事件に本気で向き合って取り組める人、事件解決のために、必死になれる人です。

理由①

まず大きな理由としては、事件のことを知っている当事者は、あなたしかいないということです。

当たり前ですが、弁護士は法律のことは知っていても、あなたに起こった事件のことは知りません。

事件のことを語れるのは本人しかいないのです。

そこで、弁護士と話すときに、積極的な姿勢で事件の事情について説明を尽くす姿勢は特に大切です。

弁護士も様々な案件を抱えていますから、事件の経過の説明の際に、自分で整理してメモを作るなどしてあると、弁護士が頭の中で事件を整理することも楽になるため、普通であれば気づけないようなことに気づいたりと、余裕が生まれる分よりよいパフォーマンスを発揮することができます。

裁判をしていくと、様々な証拠がでてきて、その証拠を分析することが求められます。その時に弁護士に証拠を見せられて、打ち合わせの時に考えるのではなく、報告として送られてきていた相手方提出の証拠について、自分なりに分析をして、相手の証拠の意味を揺るがすような反対の証拠を用意するとか。

このようなことについて、自主的に動ける依頼者は圧倒的に裁判でも上手く行きやすいと言えます。

なぜなら、弁護士が知らないことも積極的に提示されるため、

理由②

2つ目の理由として、弁護士自身も一生懸命に事件を解決したいと思っている依頼者のために本気になりやすいという点があります。

弁護士も人間ですから感情が当然あります。

ましてや、裁判までとなると1年程度は少なくとも時間がかかりますし、証人尋問の手続きなどでは、依頼者が裁判所で円滑に話をすることができるように入念な打ち合わせが必要になります。証人尋問の準備などは弁護士にとっても特に、大変な作業や準備をが要求されます。その時に、一生懸命な依頼者であれば、よりエネルギーを投じて頑張れるというのは人間であるから当たり前のことだとは思います。

弁護士に事件を依頼して、終わりというスタンスの依頼者よりも必死に事件を向き合おうとする依頼者のために一生懸命に何とかしてあげたいと思うのは自然なことなのです。

理由①にもあるように、自分なりに反論を書いたり、相手の証拠を分析したりできる依頼者は、弁護士の打ち合わせの時にも様々な情報をもってきてくれるので、弁護士も頭を整理しやすく、その分より多くの情報を得た上で、裁判で主張していく書面を作成していくことができます。

そのため、より強い書面を書くことができるのです。

まとめ

弁護士に頼んで終わりという方が一定数いますが、

弁護士はあくまでもあなたの事件に手を貸すパートナーにすぎないわけです。

事件の当事者であるあなたが、本気で事件に向き合っていくことが重要です。

どんな依頼者が裁判などでうまくいくのか、お話しました。

次回は、紛争に巻き込まれていく依頼者の特徴についてもお伝えします。

 

 

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