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5年間の司法試験を受験して通して得た一番有効な勉強方法[総論]

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勉強方法
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札幌の弁護士、パートナー型コンサルタントの佐藤大蔵です。前向きに頑張っていこうという中小企業の経営者を全力でサポートする活動をしています。

こんにちは、佐藤大蔵です。一番の勉強方法

今日は勉強法について、話したいと思います。

私は、前の記事でも話していましたが、5年間の司法試験の勉強をして、司法試験に最短合格をすることができました。

最短合格といっても、5年間は、365日毎日休みなく、朝から晩まで、勉強をしていました。

正直にいって、学生時代は勉強漬けの日々を送っていた感じです。

もっとも、私自身が天才肌の頭を持っているかというと、そんなことは全くありません。

実際に、小学校5年生のときにはクラスで最下位成績をとっていました。

大学でも周りには自分よりも頭のいい人ばかりでした。

頭の回転が早いわけでもなく、そんなに頭がいいだなんて思ったことはありません。

むしろ、人よりも劣等感を感じながら、なんとか食らいついていった結果、最終的に司法試験にも最短合格することができたというところです。

そして、頭が悪いなりに、どうしたら天才的な周りの人に引けをとらないように、ついていくことができるか、司法試験に合格をすることができるか、毎日研究をしながら、勉強をしていました。

そこで、今日は5年間ストイックに勉強した私が、どのような勉強方法がおすすめか伝えたいと思います。

今日伝える内容は、総論編、というか、

細かい勉強方法は、たくさん伝えたいことがあるのですが、細かいことにつっこんでいくと、一番伝えたい点が、霞んでしまうため、今日は一番有効であった、勉強方法を一つ伝えます。

私がたどついたもっとも、有効な勉強方法は、

能動的に勉強するということです。

この能動的な、勉強方法については、

東大医学部生で司法試験合格した河野玄斗さんの著書「シンプルな勉強法」、メンタリストDAIGOさんの「超効率勉強法」などの本でも紹介されている内容と重なっていました。

科学的にも証明された勉強方法として評価されているようで、私も本を読んで、自分の体感した勉強方法が正しいものであったと言うことでとても安心しました。

では、能動的な勉強方法について具体的に説明していきましょう。

まず、能動的な勉強方法ではない勉強の仕方、つまり受動的な勉強方法はどのような勉強方法でしょうか。

受動的な勉強方法とは例えば、

まとめノートをきれいに作り直す

動画講義をただひたすらに聞いている状態

テキストを読んでばかりいる

などが挙げられます。

これらの勉強の仕方が悪いといっているわけではありません。

これらの勉強も必要なインプットなんです。

ですが、正直、読んだり、聞いたりしているだけであれば誰でもできるという点で、集中力を必要としない、自分の頭で考える必要のない作業になってしまいます。

私がやっていた能動的な勉強は、例えばこのような勉強の仕方です。

通勤中の満員電車の中で、昨日覚えたはずの、用語の定義、制度の趣旨、要件、効果など試験との関係で重要となる知識を、頭の中だけで、ポンポンと思い出しながら、どんどん自分の言葉で説明できるようにしていました。

このときに大切なことは、どんなにはっきりと思い出せなくても、そこでテキストを見ないで、どのようなことが答えだったのか必死に思い出そうと踏ん張ってみることです。

ここで考えようとすると、最低限度ある知識で、その知識にたどりつくために、理由や制度の趣旨から答えを導き出そうとします。そうすると、今持っている最低限度の知識から、考える癖がついていきます。

その上で、自分の言葉で説明する表現力も磨かれていきます。

最後に、学校についたらテキストをみながら、思い出せなかった答えを確認したりしました。

こうやって覚え直した知識は、もうなかなか忘れません。考えて導こうとした過程の上で、あーそうだったのかと腑に落ちた知識で、しっかりと記憶することができるようになっています。

このように、何もテキストがない状態でも、勉強はできるのです。

むしろ思い出す勉強方法しかできない満員電車の中は私にとって最高の勉強の場所になっていました。

電車の中というのはあくまでも、能動的な勉強ができるたとえであって、これは図書館、自習室や家でも当然できます。

自宅などでやる場合には、無地のA4の紙、勉強した内容のテキストの目次を作り、目次ごとに自分でどういう点が重要であるのか、説明していくように、マインドマップのような、要点を書いたりしていくという方法がおすすめです。

このときも、目次も見ないで、自分でテキストで学んだ目次が、テキスト通り思い出せるととてもよく理解しているということになります。

能動的な勉強とは、自分で第三者に説明している状態を意味します。

とにかくそらんじて、制度、定義など重要な知識をわかりやすく、自分の言葉で説明できること。

これは基礎知識がしっかりと血肉なって理解できていなければ、できないことです。

逆に自分で一度説明できる状態になっていれば、忘れることは少なくなります。

受動的な勉強方法では、せっかくまとめノートを作っても、時間が立ったらすぐに忘れてしまいます。

暗記だけするような勉強の仕方ではなく、勉強した内容を有機的に頭で説明できるようになっていれば、その基礎知識の上にさらに新しい知識も積み重なりやすくなります。

このような能動的な勉強方法ができると、勉強効率は一気に上がります。

この勉強の仕方に辿り着くまでに結構時間を要しましたが、この勉強方法は本当におすすめです。

勉強はテキストや本がなくてもできるのです。

思い出す勉強方法、教える勉強方法、ぜひ新しい資格や受験勉強がある方は利用してみてください。

佐藤大蔵

 

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