自分の時間の価値を考える重要性
みなさんこんにちは!
今日は自分の時間の価値を考えることの重要性を伝えたいと思います。
私の1時間は価値はいくらか?
皆さん自分の時間の価値を考えたことはあるでしょうか。
私の1時間はいくらの価値があるのか?と考えることです。
私は最近自分の時間の価値を考えることをかなり意識しています。
自分の時間の価値を出す方法はとても簡単です。
例えば8時間勤務で土日休みの基本給20万円のサラリーマンのAさんの時間の価値は以下のようにわかります。
20万円÷22日勤務日数=約9009円(1日の給与)
9009円÷8時間=1136円 (1時間の基本給)
として簡単に計算することができます。
この計算をするとAさんの1時間の価値は、1136円となります。
時間の価値というのは、簡単に言えば市場において、Aさんが生み出せるサービスの価値ということになります。
この時間の価値を常に考えながら、日々の行動の選択をするというのはとても大切な視点であると思います。
そのイベントは本当に無料なのか??
皆さんの前に次のような行動をする人はいないでしょうか?
無料でカップ麺を配りますというイベントで、アンケートに答えるために10分以上並んで、30分近くアンケートに時間をとられる方。
無料相談だからといって、相談窓口の営業マンにたくさん営業を受けて1,2時間休日の午後の時間を過ごしている方。
サービスに不満を持ったといって、1,2時間平気でクレームを言い続けている方。
本を読むのが好きなんだけど、自分がわかっているような内容のことでも時間をかけてしっかりと呼んでいくような律義な方。
友人から誘いを受けて、嫌なんだけれでも、相手から嫌われたくないから時間を合わせて、2,3時間の愚痴を聞いているようなおしゃべりに永遠と付き合わされている方。
などなど。
これらはあくまでも一例ですが、共通しているのはどのように考えても、時間の価値と比較して、合理的とは言えない時間の使い方をしている方の例です。
2,3時間クレームをいって得られる価値とは何でしょうか。
クレームを言ってもおそらくお金が戻ってくるがないとわかれば、その2,3時間は相手にとっても、何よりもこちらにとっても無駄な時間です。
不満があれば5分で伝えることで済みますし、何かが生まれることはありません。
その時間があれば少しでも働いたり、もっと有益な時間の使い方があるでしょう。
上の例でもよくあるのが、無料だからといって、イベントに参加した結果、それ以上に自分の時間を使ってしまうパターンです。
無料のイベントに注意する
無料とするのは顧客に来てほしいため、相手方から個人情報やセールスをかけられるのは当然です。
その相談で得られるものがそれだけ意味があるのであればよいかもしれませんが、無料のイベントはその分契約時に手数料があったりと経費が掛かっている分、その場で契約をするとかえって最終的なコストがかかる点があることは注意が必要です。
大切なことはその時間の使い方が本当に自分の時間の価値との関係で、適切であるといえるかどうかもう一度考えてみるということです。
会社では取引をするかどうかなどコストや人件費を考慮して一つ一つの判断をしていきますが、個人の方も同じように自分の行動が無駄なことに時間を浪費していないかどうか、考えることはとても重要なことだと思います。
時間の価値の考え方
もちろん、全てのことを時間の価値で推し量ることは適切ではないでしょう。
友達と話す時間、パートナーと過ごす時間、ただひたすら休む時間、その時間の過ごし方によって得られるものがあると感じる価値観があれば、自分の時間の価値を考えた上での決断と行動ですから、とても意味のある過ごし方だと思います。
ただ時間の価値という物差しを持ちながら、一つ一つ目の前の行動を選択していくことが大切だと思います。
東大医学在学中に司法試験にも合格した河野玄斗さんのTwitterの投稿で「1000時間勉強して将来の年収が100万円上がる場合、勉強の時給は100万円×40年÷1000時間=時給4万円になるよ。 なんでみんなそんなに勉強しないの?」
という投稿が非常に話題になりました。これは非常に的をついた時間の価値と自己投資について指摘するツイートだと思います。
有限な時間を学習に充てて将来得られる利益が大きくなるように自己投資を行う。
これも非常に重要な考え方だと思います。
次回以降、5年間司法試験の勉強を経験した私のお勧めする勉強方法などもこのブログの中で伝えていきたいと思います。
佐藤大蔵