【書評】「転職の思考法」(北野唯我)
こんにちは、佐藤大蔵です。
今日は、「転職の思考法」(北野唯我)についてです。
以前北野唯我市の著書である、「天才を殺す凡人」を投稿しました。
天才を殺す凡人を読んで非常に新しい視点を提供している本だなと感じて、
著者が書いた1冊目の本が気になりましたので、空港で購入し、読んで見ましたので、書評を書きたいと思います。
要点
すべての仕事にはライフサイクルがあり ニッチ、スター、ルーティンワーク、消滅の段階があり、その会社が今どの段階にあるのかを把握することは重要である。
これから伸びているマーケットを見つけるためには、複数のベンチャーが参入し伸びているサービスか、既存の業界の非効率をつくロジックであるカニ注目する。
転職エージェントの報酬をもらう仕組みから、転職エージェントの言いなりにならないで、上手に利用する事が重要である。基本的にエージェントが積極的に紹介するのは人が定着しない仕事、会社である。
人にはbeing型の人、to do型の人がいるが、大半はbeing型の人。being型の人は心からやりたい仕事を無理に探す必要はない、仕事で全くストレスを感じないかどうかが重要である。
感想
この本は非常におすすめです。
私はこの本を読んでマイ・ベストに入る1冊になったと思っています。
タイトルどおり転職に関する思考を法を身につけることができます。会社の歯車としてではなく、個人が自分らしいキャリアを選択するために、どのような思考、行動をして会社を選ぶべきか、会社でどのように働いていくべきかが書かれています。
個人の労働者が一人ひとりより能動的に仕事をすることで、社会は確実に変わることができるという著者の熱いメッセージが感じられてとても読んでいて爽やかな気分になることができました。
会社でつらい仕事を毎日している人、転職を考えている人、これから就職しようとする人にぜひ読んでほしい本です。
メモの魔力と並んで今年のマイベストの一冊になります。
簡易評価
わかりやすさ 読みやすさ 5
奥深さ 4
面白さ 5
おすすめ度 5
佐藤大蔵